今回は不動産投資本として有名な
「アパート、一棟買いなさい! 資金300万から家賃年収1000万を生み出す極意」 著者 石原 博光さん
をわかりやすく解説していきたいと思います。
地方のもしくは築古のアパートにこそ勝気あり!
この一冊では不動産投資で狙うジャンルとして地方もしくは築古のアパートを推奨しています。
また、狙う利回りとしては20%以上。
理由としては区分マンションなどは1世帯分の収入を得るには決算を1回。
6世帯分の収入を得るには決算を6回しなければならず投資効率が悪い為です。
同じ理由として戸建なども当てはまりますね(ルームシェアなどする場合な別ですが)
また、地方であったり築古に絞る理由としては20%以上の高利回りを狙う為です。
都心であれば10%でも高利回りと言われるためここで利回り20%以上を見つけるのは
実質不可能でしょう。
そういった意味で都心に比べて空室リスクが高くなりますが地方、または築古を狙うのです。
空室リスクに関しては知恵、戦略で満室を目指しましょう。
この一冊の中どうやって満室で運営していくかの具体的な戦略も事細かく解説されていますので
空室リスクとしてもそれらを取り入れて運営すれば少しは安心でしょう。
投資を始める前に戦略目的を設定しよう
この一冊では序盤に投資を始める前に戦略目的を設定しようをいう教えがあります。
よく「経済的自由の為に不動産投資を始めました」という方がおられますが
具体的にどのレベル、家賃収入が年間いくら入れば経済的自由なのかを考えた方は少ないのではないでしょうか。
毎月10万で生活できるしそれくらいあれば満足。
年金はあてにならないし最低でも毎月50万は欲しい。
など、目標はバラバラになると思います。
なのでしっかりと目標(ゴール)を決めて目標を達成するまでの道のりをしっかりイメージしましょう。
ちなみに僕自身は生活費の支出を家賃収入で賄うことができれば経済的自由と考えている為
いったん年間家賃収入240万を目標にしています。(生活費月20万程度)
具体的に目標に達成するまでの道のり
この本では10年後に無借金で年間家賃収入を1000万、市場価格数千万の実物資産を保有すること。
を目標として目標達成までの道のりを利回り17%と設定した場合で解説されています。
①1600万のアパートを一棟購入(利回り17%で満室時の年間家賃収入272万)
⬇︎
②1600万のアパートをもう一棟購入
⬇︎
③1600万のアパートを2棟もしくは3600万のアパートを一棟購入
これで上記目標の10年後に無借金で年間家賃収入を1000万、市場価格数千万の実物資産を保有を
達成することができます。
これで達成できると思うと少しは現実味も出てきたのではないでしょうか。
「いやいや、一般サラリーマンがどうやって1600万のアパート買うんだよ!!」
という方も安心してください。
しっかりどうやって探してどうやって購入するかまで事細かく解説してくれている一冊になります。
終わりに
今回紹介させてもらった「アパート一棟買いなさい」は数多くの不動産本を読んできた中でも
すごくおすすめできる一冊になっています。
これから不動産投資を始めようという方はもちろんすでにいくつか物件を持っている大家さんでも
勉強になることがたくさんあると思います。
気になった方はぜひ読んでみてください!
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